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ETロボコン2006開発記録(大会後)

2年目の参戦記記録。楽しんできました結果です。
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7月1日(夜)

さて,例のごとく楽しみは夜にあり。
懇親会です。

ここでは,負け犬同士でグチってみたり。
・今回の会場ってあり得ないっスよね
・スポットライトはキツイねー

とか,ホントにザコキャラ的発言連発。。。
「期待を裏切ったチーム」とからしいです。
まあ,兎に角「負け犬」という響きにピッタリとあっていました。

で,会場でのF先生の一言。
「今回の会場でいろいろと文句が言いたいと思うけどー…」
ウンウン…
「それが組み込みの世界だ!」

なにぃーー。そうなのかー。確かにそうだけど。
と,会場の人が納得して?喝采するのはその通りだからなのでしょう。
少しでも同調した時点で負けなのです。

と,盛り上がり2次会も30人以上という
大人数での飲み会にて夜は更けていくのでした。

と,このなかでの一言。
「悔しいっすねー。リベンジ大会をやっちゃいたいですね。
 もしくは真の負け犬を決めるっつー感じで。」

こういう発言で次の行動が決まるのです。基本は単純なので。


反省タイム

今回は完走すら出来ずに敗北となりましたが,
何が原因かを考えなければ次へは行けません。

単純に行くと,安定走行の仕組みが無い。
となりますが,これだけを単純に考えてよいのかとも思います。

「最速」走行のために今回も進めていきましたが,
そのために,ある程度の条件想定(思い込みともいう)はありました。
・通常走行は問題ない→普通の環境なら何も起きないので
・2005年が厳しかったので,今回はそれ以上の厳しさは無い

という仮定の元進めていっています。
ある意味この時点で負けの流れに飲まれています。

さらにポイントは,
・調整時間をどのくらいと仮定するか?

ですが,これも見積もりが甘く30分くらいあるだろうと考えていました。
この辺が直前に決まる/わかるということが「組み込みの世界」の
厳しさとも言えるのでしょうか。

なお,2005年は7月の大会とチャンピオンシップでは,
走行環境も準備時間も段違いでした。
チャンピオンシップは環境も安定,準備時間も十分とウチのチーム向きでした。
このような環境ではウチのモデルは十分対応でき,実力も発揮できるようです。

つまりは,厳しい環境/短時間準備「も」想定して
進めていくことが大事ということなのでしょう。
(作業時間も限られているので,全ては不可能ですが…)

さらには,これらを短時間で切り替えるような仕組みがあると良いのでしょう。
実際の感じは大体イメージできてきましたので,今後の参考にしてみます。


2006年7月の大会で上位に残ったチームの方針は,
・安定走行を行う
・チャレンジ的なショートカットは行わない

という共通点が見られます。
ここで突飛ですが言える事は,
「安定走行に拘った為にコースの難所に気付くことが出来た」
だと思います。

逆に,チャレンジするチームはショートカットを中心に
まず練習を行うので,「坂道の頂上」という普通のコースには存在しないはずの 難所に気付かず対策がとれなかったと言えるかと思います。
流石に10分程度の調整時間で両方の対策は無理かと思います。
(これでも言い訳としかなりませんけど…)

ある意味,今回の大会は選択する方針で勝敗が決まっていた
→運の勝負,とも言えたかもしれませんね。

その状況をさらに読んだ上で対応が出来るチームが居れば,
もう完全優勝出来るのでしょうねぇ。


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